ハーレーは手放し運転すると左に傾くの?
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風防付けてるせいだとか、カウルのせいだとか、左にプライマリーケースがついているからだとか、道路がかまぼこ状になっているからだとか、まぁ、色々これが原因じゃないかという理由を語って、ハーレーは手放しすると真っすぐ走らないとか言われてた
そんなもんなんだろうと、半ば諦めににも似た気持ちで自分も長年ショベルに乗ってた。
バイクというか2輪はセルフステアといって右に倒せば左に行こうと、まぁ、まっすぐになろうとするわけですわ。
だから真っすぐ走らないのもステム周りに原因があるのかと思ってた。ステム周り分解してグリスアップして、フロントフォークのフォークオイルも2年連続で交換。フォークが平行になってないからだとか、フォークの左右の高さがあっていないだとか、タイヤが悪いとか、ホイールバランスが取れてないとか、そりゃもう、巷で言われていることを片っ端から確認していった。
調整する前、一番最初は、確かに低速でも左右にハンドルが振れてとてもじゃないけど手を放すなんて出来なかった。
これは確かにステム周りを整備すれば発生しなくなった
フロント周りの一斉整備 その1 分解とホイールベアリンググリスアップ
フロント周りの一斉整備 その2 ステムベアリング周りのグリスアップ
ショベルヘッド フロント周りの一斉整備 その3 フロントフォークのシール交換
ショベルヘッド フロント周りの一斉整備 その4 組立編 フロントフォーク
フロント周りの整備記事は上の記事を参考に
ただこれ、フロント周りをきっちり仕上げたらウォブル(ウィーブ)といって高速域で車体が左右に振れだす現象が起きた。
原因はフロントを触ったせいだと、色々確認して、ステムナット締めたり色々調整した
他にも手放し運転すると左にどうしても流れる。体重を右に寄せても流れる。工具を積みすぎているせいだと思い、右に工具を積み替えたけど変化せず。
結局、リアサスを2012FLDスイッチバックのサスに交換することでどうやら症状が改善されたと思う。高速での確認がまだだけど、まぁ、高速道路を通常の車の流れで追い越したりするくらいは特にぶれたりすることは無くなった。
スイッチバックのリアサスに交換してから車体の安定がすこぶる良い
手放し運転をテストしたけど、普通に真っすぐ走るようになってた。左右どちらにも傾かない。
というわけで、バイクの安定の肝はフロントよりもリアが効くようだ。スイングアームのピポット部のガタ、ホイールベアリングのガタ、リアサスのへたり、リアサス取り付け部の緩み、これらに問題が無ければハーレーでも普通に手放しでも真っすぐ走るようになった(全部の車種はわからないけど)
自分のショベルも真っすぐ走らないのは”そんなもん”だと思ってたけど、やはり”そんなもん”ではなかったようだ。
ウォブルの原因をウインドシールドの角度のせいだとか、風の受け方が違うせいだとか、そんな頓珍漢な考察に納得せず追及し続けてよかった。確かにウインドシールドはそれで直るかもしれないけど、根本解決にはなってないんだろうと思う。
ショベルFLHのリアサスもいくらなんでも40年たてば純正品とはいえ油圧が抜けてビヨンビヨンになってるものも多いだろう
社外のユニットだけ交換するとか、ダイナ用のサスにするとか、更新すると乗り心地も変化する。
”バイクはバネの上に存在する”という話もあるので、バネというかサスペンションの更新はしておいて損はない。
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