フロント周りの一斉整備 その2 ステムベアリング周りのグリスアップ

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ステムベアリングにアクセスするのにナセル付きのFLHは手間がかかる。まだラジオとかカーステレオがついていないだけマシかもしれない。FX系は楽。つい面倒で放置しがちなステムベアリングだけど、破損すると交換に手間がかかるので出来れば定期的にチェックしてあげるといいと思う。分解はまずフロントフォークを抜くためフォーク上部のフォークチューブカップを外す。丁度良いサイズのボックスを持っていないのでモンキーレンチで外した。ロアブラケット後にあるピンチボルトを緩めフロントフォークを抜く。

フロントフォークを抜いた後は、アッパーブラケットを外すためフォークステムナットを外す。ロックワッシャーがナットの回り止めに曲げられているので、真っすぐにしてからステムナットを緩める。サイズはコンペンのナットと同じサイズ。


アッパーブラケットを外すが配線などが付いているのでタンク側にずらしておいている。菊ワッシャのようなナットはベアリングシートと呼ばれるようだ。これを緩めるとロワブラケットが外れる。


フックレンチなどで外すのだが、サンダーのナットを緩める調整式のレンチが丁度使えた。かなり緩めになっていたのですぐに緩んだ。工具も要らないレベルだったかも。ここの締め付け具合が難しい。


ロアブラケットを外せた。


上側のベアリング。11年ぶりだけど意外にグリスぶんが残っていてよかった。回転するわけではないのでグリスは新しい方がいいだろう。レース側も問題なさそう


ロアブラケットのベアリングもグリス分が残っていて問題なさそう。上下とも古いグリスをパーツクリーナなどで除去する。シャフトに穴が開いているがこれはハンドルロックの穴。インターナショナルモデル(日本国内仕様)の証


ロア側のベアリングレースも問題なし。ハンドルロックのキーはネイマン製


上下のベアリングレースの古いグリスを除去


きれいにしたベアリングにTIMKENのベアリンググリスを塗布。レース側にもグリスを充填する。


ロア側も同じくベアリングを清掃し、TIMKENのベアリンググリスを充填する。


グリスを充填したベアリングをレースに挿入し隙間をグリスで埋め、ダストシールドを装着する(かぶせるだけ)


グリスを充填したロアブラケットを挿入しベアリングシートで仮固定


締めて硬くなったところから戻して、また少し締める。何回か左右にステムを移動させベアリングをなじませる。ベアリングシートを締めて緩めて、ひっかかりがないくらいに調整する。硬く締めてもダメだし、ガタがあってもだめ


アッパーブラケットを挿入しロックワッシャ挿入、フォークステムナットを仮締めておく


抜いたフォークはひっくり返してフォークオイルを抜いておく。3.5年ぶりのわりにはオイル黒くなってるなぁ


シールをもう少し奥まで入れないとダメだけどとりあえずホイールは完成

11年ぶりにステムベアリングをチェックしたが、グリス分が残っていたのはさすが純正ベアリンググリス。ベアリングにも問題なくてよかった。現在はTIMKENを使用しているが、元々はNSKが装着されていた。(TIMKENもNSKもベアリングメーカの名前。超有名。国内だとNSKとNTN、JTEKTが有名どころ)ちなみにブレーキディスクはサンスターw

ホイールのベアリングも4年ぶりチェックだけどこちらも問題なし。

ユーザー車検で素通しだと確かに安いが、やはりこのあたりのベアリング類のチェックと給脂はしておかないと後々余計な費用がかかるので要注意。グリス代は安いけど、そこに辿り着くまでの手間と調整技術を考えると3万くらいは普通にかかるだろう。

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seibi
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6 Comments »
  1. […] これはちょっと参った。明らかに「フロント周りの一斉整備 その2 ステムベアリング周りのグリスアップ」 で実施したベアリングナットの締め付けが弱かったのだろう。この作業をするまでこのようなブレは生じておらず、この作業後に生じたことからそれはわかる。 […]

  2. […] フロント周りの一斉整備 その2 ステムベアリング周りのグリスアップ […]

  3. […] フロント周りの一斉整備 その2 ステムベアリング周りのグリスアップ […]

  4. 高知県のナカザワです。
    今年の7月、琵琶湖湖畔でお会いできるのを楽しみにしていましたが、残念です。
    ステム関係で御質問が御座います。(いつも質問ばかりで申し訳ありません)

    自分の81年式FLHですが、低速時から停車時にかけて不快な振動が発生します。
    原因はステム周辺にあると推測し、現在フロント周りの分解・組立中です。

    そこで御質問ですが、
    ベアリングシートの締め付け具合については、ステム上下のベアリングに圧を掛ける事が目的なので、
    ベアリングシートを力一杯締め込んだ後、ゆっくりと緩めてフッと軽くなるところから30~45度締め込んで固定。
    一般的なプリロード調整方法でやり方は合っていますか?

    またステムナットの締め付け具合は、車体ジャッキアップしてFタイヤを浮かせた状態から、
    フェンダーかタイヤを軽く叩いてステアリングが動き出す締め付け具合でやり方は合っていますか?

    サービスマニュアル、市販整備書、ブログ等々、解を探そうとしてもこの辺に関する記事は触れていないか、
    アバウトにしか書かれていないので、調整方法が分からず漠然としています。

    御知恵を拝借出来れば幸いです。宜しくお願いします。

    コメント by ナカザワ — 2020年8月3日 13:06
  5. ナカザワ様
    今年はコロナのせいで琵琶湖は中止になったんですよ
    早く落ち着いてほしいものです。
    ベアリングシートは一般的な締め付けで大丈夫ですよ。
    ステムナットはタイヤ少し浮かした状態で、ハンドルを30度くらい傾かせたらそのまま倒れるくらいの力で締めてます。

    コメント by SAS — 2020年8月3日 19:33
  6. SASさん、回答有難う御座います。

    大事な箇所なんでゆっくりと時間をかけて調整してみます。

    助かりました。

    コメント by ナカザワ — 2020年8月4日 08:20
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