楽しいショベルヘッドブログ版
ハーレーショベルヘッドFLH80のメカニカル記事がメインです。ショベルヘッドは1969年までのアーリーショベル、1970年から1985年までのコーンショベルに大別されます。さらに1983年後期以降は、エボ初期に近い仕様になっているようです。そんなエボみたいな1983年式ショベルヘッドFLH80の整備とか改造とか、故障とかの記事が多いです。
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2021年2月21日
バッテリーケースのフタを押さえ過ぎてフタとプラス端子が接触してショートしてしまった。マフラーの亀裂を溶接で塞いで空燃比が薄くなったので#65から#70に交換。試運転して戻ってきたガレージでそれはおこった。
いきなり立ち込める煙と焦げた匂い。何かわからなかった。バッテリーケースは車体から絶縁されているので、ショートしてもアース線に電流が流れるなんて思ってなかった。
なので、煙がたちこめても何が起こっているか判断がすぐに出来ず、結局半年前に買ったばかりのバッテリが空になるまでアース線に電流を流し続けるまで理解できなかった。
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2021年2月16日
土曜日、午後から時間が出来る予定だったので前日にdebtsonさんに声をかけて以前から頼まれていた走行画像撮影に、月ヶ瀬から名阪、針TRS、369で木津川という距離にして150㎞も走らない感じのお手軽ツーリングコースにお誘い
2月とは思えないポカポカ陽気で、天気もいいしバイクの調子もいいしで非常に気持ちよく走れた
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2021年2月15日
1時間近くの動画にまとめました。作業の全部が正しいとは限らないので、参考程度にして、修理は信頼のおけるプロショップに依頼しましょう。
信頼のおけるプロショップの探し方は、基本的にその店で作業してもらっている詳しい人からの口コミで判断するといいです。ブログやyoutubeは編集できますので参考程度に。
キャブ車はエンジンがかかりにくいんですよ!とか、ショベルはプラグがかぶるとか、そんなことを平然といってしまうショップは避けた方がいいかなぁと思います。
youtubeのチャンネル登録、高評価、よろしくお願いします。
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この間のエンジン分解でカムをJカムに変更した。その時、4種類のカムの比較が出来たので紹介。純正H、しょぼい純正S、アンdリュースのAとJカム。それぞれ、デュレーション(バルブが開いている角度)やバルブリフト量、カムの形状が異なる。また純正Hカムは、リアの吸気ターンがフロント吸気ターンよち長く、リフト量も多い。アンドリュースなどは、そのようなリアとフロントで吸気のデュレーションが違ったりリフト量が違ったりすることはない。リア側が熱を持つのでガスで冷やすためにより多くのガソリンを吸入できるようにそうしたのかはわからないが、純正Hだけはリアの吸気が長くバルブリフトも多い。

純正Sカム 基準円27.3 最大33.5 カムの腕は6.2 バルブリフト量6.2×1.4=8.68

純正Hカム 基準円27 最大34 カムの腕は7 バルブリフト量7×1.4=9.8

アンドリュースAカム 基準円26.5 最大34.6 カムの腕は8.1 バルブリフト量7.7×1.4=10.78

アンドリュースJカム 基準円27.1 最大34.3 カムの腕は7.2 バルブリフト量7.8×1.4=10.08
カムの腕はカムがどれだけ動くかで、バルブリフト量を求めるのに1.4をかけているのはロッカーアームの比。プッシュロッドで押す部分と、反対のバルブステムを押す部分の長さがショベルの場合は1:1.4になっている。

だからカムが1mmロッカーアームを動かしたら、バルブは1.4mm動くことになる。ちなみにS&Sは1.5だそうだ。小さいカムで大きくバルブを動かせるのが特徴。83後期以降のSカムは高回転向きだが、たしか排ガス規制の問題でオーバーラップが無くなっているのでしょぼいカムになっている。Hカムは比較的ガバッと開いているようだ。
今回、ハイコンプピストンー>純正マーレー低圧縮ピストンに変えているので、カムをAカムからJカムに変えた効果だけというのはわからない。手持ちのHカムはこれを装着するには嫌な感じの虫食い状態なので装着できない。S&Sから純正リプレイスのHカムが出ている。
バルブとカムの動きはコチラにまとめている。ここの角度はクランクの角度なので、カム軸の回転角は記載の半分。クランクが2回転してカム軸は1回転するから。

下のギアがクランク軸、上の大きいギアがカム軸。比は1:2。
カムによってはヘッドの加工が必要になったりする。
純正Hカムの部品番号 25523-70も1983年以降に生産されたカムはSカムになっているので、新品のHカムを入手したい場合はS&Sがオススメ