ポイント点火とセミトラのガバナー不具合
以前、資料でもらっていた点火時期が上手く合わないガバナーってのがあった。多分、何年か前にブログにあげようと整理していたけどそのままになっていたものだと思う。
このガバナー、高回転にしても点火時期が早くなっていない感じだったそうだ。
仕組みとしては至極簡単で、回転があがれば遠心力で左の画像のウエイトがそれぞれが外に広がり、真ん中についているカムの位置が早く点火する方向にずれることで、点火が早くなる。
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以前、資料でもらっていた点火時期が上手く合わないガバナーってのがあった。多分、何年か前にブログにあげようと整理していたけどそのままになっていたものだと思う。
このガバナー、高回転にしても点火時期が早くなっていない感じだったそうだ。
仕組みとしては至極簡単で、回転があがれば遠心力で左の画像のウエイトがそれぞれが外に広がり、真ん中についているカムの位置が早く点火する方向にずれることで、点火が早くなる。
今使っている社外の黒タンク、購入した当初ガソリン漏れがしてて中をみるとご覧のようにコーティングがはがれていた。肌色のコーティングなんて初めてみたよ。
とりあえずチェーンを入れてタンクを振る。多少なりともいらないコーティングがはがれたけど、これ以上どうしようもない。
そこで、POR-15を買ってきた。灰色のコーティングが純正みたい。
ミッションのメンドラとベアリング、カラーの間にはクリアランスがありオイル漏れのルートがある。
それは上の記事にも書いているが、メタルタッチにして止めるかOリング仕込んで止めるか、カラーとメンドラの間にシリコン充填して止めるかくらいしかない。サンダ○スのキットでも出ているみたい。youtube見てたら寸法のってたんでリンクしておく。
ドイツ製DB601のライセンス生産品ハ40の改良型ハ140 2型の飛燕に搭載されるのだが、構造の複雑さ、部品の要求精度の高さ、熱処理などなど工業力の裾野が狭い当時の日本には量産するのが困難なエンジンだった。
倒立V型なので、ロッカーカバーは下になっている。ちなみにエンジンは整備されたのですか?と作業メンバーの方に聞いたが、遺産でしかも所有権は川崎にないので何かあったらどうしようもないので触っていないとのこと。多分、知覧で展示されていたときのまんまだろう。