可変ベンチュリ(強制開閉式)キャブレター3種

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可変ベンチュリ式キャブレターは普通強制開閉式と呼ばれるが、これはスロットルバルブが高回転時に急にアクセルオフすると、吸入負圧が発生し、スロットルバルブが戻らなくなる場合があるので、これを無理矢理(強制的に)オフにするため戻しのワイヤーをつけたキャブレターを強制開閉式と呼ぶそうだ。
なので、スロットルバルブが上下するようなキャブは、可変ベンチュリ型と呼ぶのがいいような気がする。
低速だとベンチュリが細くなるので流速は上がり、高速だとベンチュリは太くなり吸入の抵抗を減らす。
一般的にはスロットルバルブの厚みは薄いほうがベンチュリの流速が速くなるので、レスポンスは良い
可変ベンチュリ型キャブのジェットニードルとニードルジェットの説明
中速域はジェトニードル(棒)のテーパ部でガソリンの量を調整している。なので、ジェットニードル上に付いている、クリップの位置を変えることで薄くしたり濃くしたり出来る。
そろそろGキャブもいけそうな気がしてきたので、次にこの可変ベンチュリ型のキャブを装着してみようと考えている。
20年ちょっと前に、新品のMIKUNI HSR42を購入して2012年くらいまでつけていたけど、その時はエンジン側が正しく組まれていなかったし、キャブ自体もやれてきたしで、本来の性能を味わっていたのかというとわからない。
上手くセットできれば、アクセルにリニアに反応するように出来るはず。
ちなみにショベル1340に丁度良い口径のキャブは大体42口径
これは 0.8×√(容量リットル)×最高出力の回転数 で求めるそうだ。 1340ccの場合片方で670ccくらいなので、0.67リットル
4500rpmで最大出力だとして上記式で、44口径になる。これで低速側を得るためにマイナス2くらいする。なので42口径が合う。
ただ、あくまで計算式なのでもっと低回転側に最大出力があれば下がるので、39-42くらいがベスト
というわけで、3種類の可変ベンチュリ型キャブレターを準備できた
サンダンスFCR、フルセットを安く入手出来たので、これを機会に可変ベンチュリキャブを装着してみよう。
口径は40,41,42と全部違う。マニホールド差込部の内径が口径になる。
TM40は図の説明のように貼り付くデンジャラスなキャブ。改良されたHSR42は内部にベアリングローラがあり貼り付く可能性はほぼ無い。FCR41はジェットニードルがサンダンスオリジナルになっているそうだ。ただFCRのジェットニードルってかなり細かく寸法を注文出来るみたいなので、サンダンスオリジナルに近いものもあるかもしれない。
HSR42は、昔あったショベル用のイージーキットのもの。左側にスロットルがあるのでタンクと干渉せず容易にショベルに取り付けることが出来る。

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