可変ベンチュリキャブレター ミクニ TM40(HS40)分解整備
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ミクニといえばHSR42が有名であるがショベル1200くらいの排気量ならば40口径くらいが丁度いいという話もある。HSR42はその名の如く口径42mm。これがショベルには大きいといわれているが、S&SのEキャブは口径47.6mm Gキャブにいたっては口径52.3mmもある。BRISKプラグと16V昇圧、デジタルイグニッションで点火系を確実かつ強力なものにしているので、Gキャブでもなんら問題なく使用できている。BRISKプラグを使ってしまうとNGKに戻れない。
2022/03追記:HS40の分解清掃組立実走行を動画にしています
強制開閉はワイヤーが引きと戻りがあって強制的に開閉する機構のもの。このTM40はHSR42やFCRにあるような軟弱なローラー機構は全くなく、ただの板と板の擦れ合いになっているという、漢仕様ゆえ、引きのワイヤーがないと万が一張り付いた場合、アクセル開きっぱなしになる。強制的に閉にしてやらないといけない。たまにアクセルワイヤーだけの仕様のTM40をみるが、みるだけで恐ろしいと思う。
この入手したTM40の分解清掃してみよう。まずは上フタを外し矢印のキャップボルトを緩め、フックをずらすとジェットニードルをはずすことが出来る。
矢印部、加速ポンプのプランジャーが入っていると所だけど、長期放置キャブだと固着している場合があるので要注意。
印部は加速ポンプシャフトカバー。経年劣化で硬化しているなら要交換。
スライドのリンクを外さないとTM40は分解できない。Cクリップをワッシャが嵌っているので外す
印部の六角ボルトを外すとリンクがフリーに出きるので作業しやすくなる
トルクスで4箇所のネジを外し、スライドガイドと本体を分解する
引き抜いたスライド部。キャブクリーナやパーツクリーナで清掃する
外したスライドガイド部と組んでみる。御覧の通り板と板の擦れ合いになるので、メンテルーブを摺れる所に塗布しておく。このような構造なので、グリス切れは致命的になるので定期的に給脂しておいた方が良いだろう。
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