ショベルヘッド フロント周りの一斉整備 その4 組立編 フロントフォーク

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ショベルヘッドFLHのフロント周りの一斉整備、最後はフロントフォークの組立。前回、インナーチューブを入れてシールを挿入しているので、外したスプリングを入れて縮めてフォークキャップを締めるんだけど、バネを縮めるのが大変
予備の三叉に固定して上からフォークキャップを押えたらいいわ。早速ホームセンターへ買いに行った。M12の150Lとでかいワッシャ、そしてナット。これを上図のように配置する。下側のナットを押える方向に回せばキャップがフォーク側に押される。
ふふふ、これで簡単に締め付けることが出来たわ。そしてここのフォークキャップが緩んでたせいでオイル漏れになってたんでしっかり締め付けておく。
ショベルヘッドFLHのフロントフォークのフォークキャップを締め付けたら、今度はフォークオイルを注入する。今回はKAWASAKIの10番。カヤバ製のフォークオイル。これを251cc測って注入する。
2019/06/15追記:FLHに10番は柔らかすぎる。下道のんびり走るとか、エンジンの調子も悪く速度ものらないような車両だと特に気にすることもないが、路面の悪さを拾ってしまうので、後にスズキの20番に交換した
三叉のロアブラケット下部から左右のフロントフォークを差込、アッパーブラケットを挿入し位置合わせを行い、キャップのボルトを締めこむ。
ロックワッシャーを挿入しステムナットを締め込み、ワッシャの一部を起こして回り止めにする。
ショベルヘッドFLHの左右のフロントフォークを三叉に差し込んで固定完了
フロントホイール、フェンダーを組み込み、ショベルヘッドFLHのフロントブレーキキャリパーを固定する。
ショベルヘッドFLHの特徴的なナセルとスポットランプ、ウインカーを取り付ける。配線を間違えないように
フロントのアクスルシャフトは65Nmで締め付けた。下側から2箇所締め付けているナットは14Nm
フロント周りの一斉整備が完了したショベルヘッド1983FLH この日は雨の予報だったが雨が降ってくる直前に完成したので早速近くを試乗
これまでフニャフニャだったフロントサスペンションだが、まるで別物。完全に抜けていたインナーチューブ上部のエア層が復活し、かつOリング交換で漏れなくなったのも効いたのだろう。沈み込みが違うのがよくわかる。
なんというか、フロント周りがものすごくしっかりしカッチリした。コーナーリングがすこぶる良い。 それは気のせい。恐らく伸ばした状態でエアが入っていてダンパーが効いたのが良いように思ったのだと。
今回のオイル漏れ原因はフォーク上部のOリング部の緩みだったが意外と緩んでいる車両も多いので、ショベルヘッドに限らずフロントサスペンションの沈み込みが大きい車両は、フォークオイル交換ついでに確認してみるといいと思う
調整がてら日曜はツーリングにでかけよう。本瀧寺まで行く予定。
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*注意:) ショベルヘッドFLHのフロントフォークは1977までと1978以降で構造が異なります。1978以降はSHOWAのフォークになります。スライドブッシングは1977までは簡単に交換できますが、1978以降はFORK SLIDER with bushing となっており、ダウンチューブにブッシングが圧入されており、これの交換部品は純正ではないようです。海外サイトで45824-77でブッシングだけ売っていましたが、純正部品番号ではないようです。またSHOWAで日本製のブッシングなので恐らくミリサイズのブッシングなら合いそうなので調べてみます

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