ショベルヘッド調整と始動

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150606-01ソレノイドの交換も済んで1日以上放置したので、コンペンナットのロックタイトも乾いただろう。元通りに組みなおした。早速始動。セルの回転の音が良い感じ。でも、たまにケッチンみたいになるから点火時期が早いみたいなので、少し遅らせて再度確認。このままだとまたワンウェイが死亡して面倒。

遅らせることでケッチンみたいな症状は起こらなくなった。でもたまに点火していないみたいで点火時期がずれているのか、パーン!となる。生ガスがマフラーで爆発しているのか。そうなると点火のタイミングが著しくおかしい。でも動くと問題ない。ということは点火系は正常だけど始動時だけ何かがおかしい。


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コイルまでの配線があやしいと判断したので、配線に巻いているビニールテープをはがして確認。するとコイルへの配線の一部が抜けかけていた。

150606-04現状、エボ後期のモジュールを使用しているので配線はエボの後期と同じ。

コイルへの配線とつないだ部分が外れそうだった。引っ張ると外れたw

推測だけど、電圧が低いとここで電気が流れなくなってたみたい。12Vなんでアークをすることはないから、多分接続断面積が少なかったんだろう。水道管でいえば、ここでものすごく狭くなって流れにくくなってる状態。

で、接続端子を使って確実に接続してあげた。シュリンクチューブも被せて保護。さらに自己融着テープを巻いた。


150606-02配線ルートを見直した。接続が簡単なので今まではフレーム下を通していた。しかしこれだと何かの拍子に配線が断線する可能性がある。

まぁ、ブレーキラインをアウタープライマリ外を通すのと同じくらい愚挙ですな。

そこで今度はマフラーとエンジンの間を通してフレーム上を通るように配線しなおした。ただし、フレームにタイラップで固定しておかないと、マフラーに接触して、今度はそこで断線する。

で、始動確認したら問題なく一発始動。何回やっても一発目に火花が出る。アクセルを煽ってから始動させるとパーン!と1回目だけなる。外気温15度。エンリッチナーを引っ張ってアクセル閉でスターターを押すと1発始動。


150606-11もしセンサーやモジュールに問題が生じてもこれだけあれば使えるのがあるだろうww セットで安く出ているときに買いだめしてた。


150606-05ついでなのでCVキャブのジェットも交換。

少しプラグの焼けが足らないのでカーボンが付着した状態だった。もう少し薄くするため

スロー 48->46

メイン 180->175

に変更した。カーボンで黒いままのプラグを取り付けて色が変わればOKだろう。プラグの自己洗浄温度まで上がったら勝手にきれいになるから。


150606-06150606-07


走行後プラグ確認。なんか教科書どおりの焼け具合になって満足。カーボンで黒いプラグも自己洗浄温度に入ったらきれいになるんやね。プラグはNGKのBPR4EY-11。かぶらないとプラグの予備を持たなくていいからいいや。

150606-08点火の確認のためスパークチェッカーを購入。


プラグにかぶせて始動すると、電気が来てたらコイツが光る。光るプラグキャップとかもあるみたい。


150606-09150606-10


プラグにかぶせてプラグキャップをつけて動かすと、電気が来てたら光る。

電気関係のトラブルはわかりにくいけど、現象はわかるので何が問題かを明確にすることが重要。今回も最初にスパークチェッカーを取り付けて確認していれば、始動時に火花が飛んでいないのが確実にわかった。

で、修理後の状態だけど

  • プライマリからの異音は無くなった
  • 始動時セルの空回りが無くなった
  • 始動時の点火が確実になった
  • キャブ調整により燃調がいい感じ
  • 点火時期の調整でワンウェイクラッチに悪影響を及ぼすケッチンが無くなった

さらに特筆すべきなのは、クラッチシェルの交換とプライマリチェーンの交換によりクラッチが確実に切れるようになったこと。しかも、バーネットクラッチはフリクションディスクの枚数が多く(バーネットクラッチに交換参照)、接触面積が純正より多くなるのでこれにより抑える力が少なくて済む。

よってバネを弱く出来る。バネが弱く出来るのでクラッチレバーの握る力を軽く出来る。そう、非常にクラッチが軽く出来た。切れがいいので、ミッションのチェンジもスコスコ入りギア抜けも無い。始動時にわずかばかり起きていたジャダーも全く無くなった。国産並みのクラッチの軽さを得ることが出来た。

原因はプライマリーチェーンのアライアメント調整不足がメインだろう。以前取り付けていたクラッチシェルは82以前のリングギアの位置がシェルの底とツライチになっているやつをリングギアの位置を変えて使っていた。アライアメントをこのとき一切調整していない。構成部品を交換しているので、部品の寸法許容差から寸法が微妙に異なる。

アライアメント調整してないのでクラッチを切ってハブだけ回転させてもたまに引っかかる場所があった。そのときは大体、クラッチシェルがせり出していた。そんなものかと思っていたけど、今回はクラッチシェルのせり出しもなくハブが非常に軽く回ったので、アライアメント調整が上手くできたみたいだ。

長年発生していた軽いジャダーが全く無くなった。こんなもんかと思わずに確実に調整すれば解消できる。調整不足をこれでOKと思う考えが本当の原因だろう。

乗り始めて22年。多分今が一番良い状態だと思う。乗ってて気持ちいい。

でも、エンジンはAカム、ハイコンプワイセコなので次はこれらをストックに(カムはJカム)戻す予定。寒くなったらやろうかな。本当はsカムが欲しい。探しても出てこない。リプレイス品でもいいんだけど、ないなぁ。Hカムのリプレイスはあるのになぁ。昔、CRANEかSIFTONで見たような記憶があるんだけど・・・

 

2017/11/07:追記 「多分今が一番良い状態だと思う。乗ってて気持ちいい。」<-ウソでした。点火時期遅かった。適正位置にしてプラグもBRISK DOR17LGSとかLR15ZCとかにしたら更に別物。キャブはEキャブかスクリーミンバタ。2速での加速がすこぶる良くなる。点火時期遅かったので、CVのSJが48にしないとダメだった。52か50が正解。

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seibi
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4 Comments »
  1. モジュールの量半端じゃないですねー笑。プラグチェッカーは買います

    コメント by 九州支部長 — 2015年6月8日 16:19
  2. モジュール、滋賀の木之本にも一杯あったわ。プラグチェッカー買っときなさい

    コメント by SAS — 2015年6月8日 16:25
  3. […] スパークチェッカーをプラグに被せて電気が来ているか確認。冷え切っていてもセルを回すと点火している。 […]

  4. […] プラグにスパークチェッカーを被せて車体に接触させる。スパークチェッカーはスパークすると光るのでわかりやすから確認のときに装着している。 […]

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