ショベルヘッド キャブレター ファンネル考察
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ファンネル。キュベレイしか思いつかないガノタな自分だが、これをキャブの入り口に取り付けることでエアの吸入効率が変わるそうだ。
二輪メーカも色々な特許を取得しているが、新規性が認められただけで効果があるかどうかはわからんので、その辺の文献も参考にしながら形状を決めてみる
2段ファンネルが良いそうなのでとりあえず2段で図面を書いてみた
これは「スズキデュアルステージインテーク」で採用されているように中低速領域では長いファンネルで高速領域では短いファンネルをエアが通るというもの
3Dプリンタで製作してみたが、これエアクリカバー付けられない。今度取り付ける予定のスクリーミンバタフライキャブのエアクリ内部にファンネル取り付けてみたいのだ。あくまで吸気効率アップが目的であり、ファッションでどうとかいう話ではない。
スクリーミンバタフライキャブの吸入口を挟んでエアクリバックプレートを固定できるアダプタを作った。固定する穴位置はCVキャブと同じにした。
以前落札したCVキャブについていたファンネルを取り付けてみる。あると無いとでどれくらい吸気効率が違うかわからないけど、少なくともRを付けてあるほうが吸い込む抵抗は少ないだろう。
というわけでもっと積極的にRをつけたファンネルを製作
さらにフィンがついているほうが整流効果があるという文献をみたので、フィンをつけてみた。短いファンネルなので高速領域で威力を発揮するのかもしれない。
S&Sのエアクリみたいに尖りを吸入口に取り付けてみた。しかしこれも短いので高速向きか。
一応、フィン付きとこれを既に取り付けてテストしているが、高速領域まで達していないのでいまいち効果がわからない
で、やはり低速領域も効果を期待でき、かつエアクリカバー内に収まる形状を詰めたところこのような形状のファンネルを作成してみた。
長いほうで低中速領域での吸入効率アップを狙い、短いほうで高速での効果を狙う。整流効果を期待してフィンを10か所に配置してみた。
空燃比計での変化はわかなかったが、あきらかに低速での排気音が変化しトルクフルになった。アクセルレスポンスは最高に良いが、そもそもスクリーミンバタフライキャブのアレをアレすると最高にレスポンスが良くなるので、スクバタのせいかもしれない。
まぁそのうちCVももう一度取り付けてセッティングすると思うので、その時にまたこのファンネルをつけてテストしてみよう。
2段ファンネルの効果があるかないかでいえば、あるほうが安定してトルクフルなのは間違いなさそうだ。
吸気がしっかり確実に効率よく行われ、出力がちょうどよくなる規定の点火時期にセット、点火が確実になるようにデジタルIG、ブリスクプラグ、16V昇圧回路にしていると、クランクが2回転、720度で１サイクル完了するVtwinエンジンの４５度狭角ユニットでは３１５度と４０５度で点火が行われるので、いわゆる三拍子になるわけもなく、三拍子になるということは２回に１回リアが失火するような状態を人為的に作り出しているのであり、三拍子が出ているからと言ってエンジンの出力があがるわけではない。
三拍子が出ているから調子がよい、といわれたらそれがなぜ調子がよいのか確認してみてほしい。
三拍子出しているので、点火は遅らせ燃調は濃くしてます！だからプラグがかぶるかもしれませんのでプラグの予備は持ってください！１回ツーリングいったらプラグは交換ですよ！エンジンとしては調子がいいとはいいませんが、三拍子はたまらないでしょ！というのであれば、問題ないと思う。調子よく三拍子が出ますよ、なら納得。
内燃機として調子が良い状態であるなら、２回に１回リアは失火しないだろうし、プラグの予備をもってくださいなんてことは言うわけがない。
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