スクリーミンイーグル点火モジュールのMOSFET交換

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エボ用の点火モジュールのMOSFETはノーマルもスクリーミンも同じところにある。スポーツスター用も同じ。以前、スクリーミンのMOSFETを交換したのは10年くらい前で、その時は良くわからずエボスポーツ用のものを改造して取りつけてた。
点火タイミングが多分違うのだろうけど(詳しくはわからない)、そこまで違和感なく使用できていた。
その後、エボスポーツ用のスクリーミンモジュールだということに気づき、BIGTWIN用のものが必要だとわかり、純正エボモジュール(90年代のもの・7ピンか8ピンのコネクタ接続)を入手したり、DYNAやHI-4E、BIGTWIN用スクリーミンなど入手し、装着しモジュールテイスティングを楽しんだ。
点火系はエボ用純正をインストールし、コイルへの電圧は16Vに昇圧している。 電圧を侮ること無かれ。通常はハンドルスイッチまで行ってコイルに戻ってきているので、結構電圧降下している。リンク先に詳しく書いているので興味ある人はどうぞ。
で、以前入手(1000円で)したエボ用スクリーミンモジュールがあったので、これのMOSFETを交換してみることにした。去年末には純正のノーマルエボモジュールのMOSFETを交換している。 このときに使用したMOSFET シリコンNチャネルMOS形 (DTMOS)K31N60W 東芝製 というMOSFETが良かったので、今回もこれに交換。
GDSの接続場所を間違えないように配線して完了。お手軽改造。
MOSFETは電圧でのスイッチするデバイス。ポイント接点と同じ機能。
ポイントはガバナーの開き具合で、点火時期を調整しているがフルトランジスタ点火はピックアップセンサーの信号からモジュールのPCが演算して点火時期を調整している。コイルへの電圧をON-OFFする機能はポイントもフルトラも同じであり、ポイントはメカニカルな接点でON-OFFし、フルトラは半導体のMOSFETでON-OFFしているだけ。ちなみにDYNA2000Pはトランジスタだった(電流制御)
ポイント点火でコンデンサーが不調だとポイント接点で電気が流れにくくなり調子が悪くなるが、MOSFETの場合は破損しない限り調整も掃除も必要ない。しかし、純正で元からついているのは30年くらい前の製品。半導体は日進月歩で良くなっているので最近のMOSFETに交換することで、スイッチに速度と波形が良くなり、電気が流れる抵抗が少なくなる。
東芝製 K31N60W は熱で飛ぶことはないだろう。よくフルトランジスタは熱で壊れるというが、MOSFETの容量が大きいものに交換していると、飛ぶこともない。
レスポンスはポイント点火と比べる必要もないくらい良い。
確実な混合気に確実な点火時期と火花。失火が無くなるなので、いわゆる三拍子はなくなり国産エンジンのようなアイドリング音になる。しかし、走行中はレスポンス良く操作しやすくなり、乗っている間は気持ちいい。
アイドリング時の三拍子を選択するか、走行しているときの乗り物として良い状態を選択するかは個人の自由だと思う。

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