CVの代わりにSUがやって来たのでとりあえず分解
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すぷさんとこからCVと交換でSUフルセットが送られてきた。人生初SU。皆がこぞって装着するSUであるが構造はコンスタントバキュームキャブ、コンスタントベロシティ、いわゆるCVキャブである。ラフなアクセルワークにも素直に追従する扱いやすいキャブなんだと思う。始動性が悪いそうでとりあえず分解。ちなみに構造は全く知らない。ドームにピストンが入っているのと、ティクラーでガスを送るというくらいの知識しかないｗ
フロートを取ってみる。どうやらジェットらしいものはこの筒なんだろう。部品図はネットで入手出来たので照らし合わせてみる
メインジェットしかないみたい。温度でジェットの筒が上下する。バイメタルで調整されるみたい。意外とハイテクじゃないかｗ バイメタルは温度で形状が変化する金属だよ。
とりあえず取ってみた。下の金属の筒の位置が温度で変わる
筒を取った状態。ニードルはそのままで筒が温度で変わるので、ガスの燃調が変化するみたいね。
フロートはボディ横のマイナスネジのシャフトを取ると外れる
フロートバルブはこんな形状。まだ大丈夫な感じ
ドーム側も分解。ダイヤフラムがあるかと思ったらバネしか入ってないｗ ミニなどの車要のSUはサクションチャンバー内にオイルを入れるようだけどバイク用のSUには不用なんだそうだ。
フルシンセオイルでもたらしておいたらいいのかな？負圧で常時片側に押えられているのでなんらかの滑らせるバインダーが必要だろう。テフロンコーティングでもしたらいいのかな？
ニードルも特に問題がありそうには見えない
ボディにバネがある押える部品があった。これを押えるとドームが上にあがる
このキャブってここを押えてエンジンかけるのがデフォかな？キックだと負圧でピストンが上がるとは思えないぞ、これ。
ここを押えたらピストンが強制的にあがり混合気がシリンダーに入るのでエンジンもかかると思う。
追記：2019/04/10
ピストンあげるのはティクラーで押すときだった。ピストン下がってたらティクラーから空気送っても止まる。注射器で空気を送りこむのがティクラーなので、ピストンあげてからティクラーをゆっくり押えてあげるとガソリンが供給されるみたい。
最後はティクラー。空気を送り込んでガスをキャブ内に出す加速ポンプの代わりみたいなもんだと思う。数回押せばガスが入るみたいね。しかしなんだこのゴム部品は？ シリンダープラスOリングの部品が出ているみたいなので、そちらと交換するほうがいいかな。
SUでエンジンをかける際に、色々な儀式が必要のようだけど、基本的に意味のない動作はしたくないので、理由があるからその動作をする、の考えだ。儀式とか機嫌が悪いとか、機械にはそれは不用。全てに原因があり理由がある。わからないから、儀式になり機嫌が悪いとなる。昔、理解出来ていないころは自分もそうだったが、わからない言い訳だったんだと今では思う。
例えばSUでエンジンをかけるときにアクセルをクイックイッと回すなんて全く意味がない。加速ポンプないし、そもそもSUのピストンが上がらないので（バタフライが開くだけ)無意味過ぎる。儀式にとらわれるとクイッとするかもしれないが、構造理解すればそれは意味がないことだとわかる。
とりあえず分解して組んだけど、装着はまだ先だろう。
フラットバルブのキャブのテストがまだ３種類残っている。
今装着しているHSR42の空燃比を調べないと。そのために空燃比計、いわゆるA/F計を購入した。破損して保管していたマフラーにO2センサー取り付けのボスを溶接して破損も修理した。また記事にしようと思う。
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