ショベルヘッドオーバーホール エンジン組立クラッチハブ取り付けまで

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前回のラストの画像、間違えた。この画像が正。エンジンを固定しミッションをフリーにしてインナープライマリをはめて、ミッションのメインシャフトが軽く回るのを確認。このインナープライマリーケースがミッションの位置決めと固定を兼ねているので、この仕様ではミッションはずれない。更に砂などの異物がメインドライブに噛み込み難いのでオイル漏れも防止できる。確かにメンテするには大変だけど、一度ちゃんと組んでおけば放置プレーでいけるので、見た目が気にならなければプライマリケース有りがいいと思う。ちなみに私はプライマリーケースのふくらみ加減がたまらなくいいと思う。
オイルタンクを装着する前にゴムを交換しておく。前回、入手出来たのが社外の通電タイプだったのでそれを仕方なく装着したが、今回純正を入手出来たので4つとも交換。社外のバネ入りと強化タイプは通電しているので止めといた方がいい
スタータプランジャをインナープライマリに取付問題ないことを確認
次にヘッドを乗せる。今回も使用するガスケットはファイヤリング。ヘッド側がわずかに凹むといか筋が入る程度
マニホでヘッドの位置確認したらヘッドボルトをオイルホール横から対角線上に締めていく。今回は85Nmで締め付けてた
仮止めのインナープライマリは外してミッションのリンク部にグリスアップ。スカベンジャとクラッチプッシュロッドを挿入し、カバーガスケットを挿入。カバーのアーム下のクリップを装着してカバーをはめる
プッシュロッドの調整。フロントの圧縮上死点を出してプッシュロッドを伸ばしていく。完全に伸びて手で回らなくなったら、そこから1-1/2回転戻す。そしてプッシュロッドのナットを固定する。圧縮上死点か排気上死点かわからないときは、調整してからクランクを1回転させてピストンを上死点位置にしたときに、排気のプッシュロッドが回ったらダメ。調整したのは排気上死点だったので、この排気のプッシュロッドが回ったところが圧縮上死点だったということ。この位置でプッシュロッドの調整をすればよい。回らなかったら調整した位置は正しい。念の為、ゲージでタペットの位置を確認しておく。
以下のインナープライマリケース組み立てからクラッチハブ取付、コンペンセータ組立などの全作業を動画にしてyoutubeにアップしているので、そちらもみてね
インナープライマリケースを装着(オイルラインは接続)23Nmていどで締めていく
クラッチハブにラムジェットリテーナを付けていたが、あまり効果を感じなかったので、純正タイプに戻した。ついでにハブもシャフトの溶接部が折れたのを修理したハブに交換。ラムジェットつけてたらシェルを外すときに面倒なのもあった。
クラッチハブをメインシャフトに挿入。クラッチハブナットのシールを交換しメインシャフトにねじ込む。逆ネジ。逆ネジなのでトルクレンチの向きを逆トルクがかけられるように組み替え、70Nmで締め付けでロックタブの耳を起こしてハブナットが回らないようにしておく

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