ショベルヘッドオーバーホール アンドリュースのクロスギアがやってきた
にほんブログ村
Youtubeやってます。チャンネル登録お願いします==>楽しいショベルヘッドyoutubeチャンネル登録
結果的にはこれはチェックに使用しただけだけど、シフターフォークのシム調整用の確認にと3Dプリンタで出力した。プレートシフター(ロータリトップ)をトレースしてニュートラル位置を割り出し、ピン位置を基準にミッションケーストップと一体化したプレートシフターのニュートラル位置でのダミーを作る。これでシフターフォークを合わせれば、シム調整が必要かどうか判断できる
ミッションのメインドライブギアのシールを外す。5年経過ものなので交換。なんでこんなところに液ガス塗ったんだろう??おぼえてない。タッピングビスあけて引っ張って抜いていたけど、今回はエンピツみたいに尖った工具を差し込んで起こしたらすぐに抜けた。今度からこれで抜こう
9月に入ったすぐにアメリカからアンドリュースのクロスミッションギア到着。片方は過剰包装で送料が2.5倍もしたのに、同じ日に到着したので非常になんか損した気分だ
これがショベルヘッド用の4速ミッション用アンドリュースの1st2ndギアと1stのカウンターギア。1stギア比は2.6:1になる。FLHの4速ミッションの1stギア比は3:1
これがショベルヘッド用の4速ミッション用アンドリュースの3rdギアと3rd4thのカウンターギア。3rdギア比は1.35:1になる。FLHの4速ミッションの3rdギア比は1.22:1
3rd4thのカウンターギアはニードルベアリングも既に挿入されている。到着するまで付いているかどうかやきもきしてた。
下が純正のショベルFLHの4速ミッションカウンターギアセット。3rd4thのカウンターギアは赤い矢印に対応する
2ndのカウンターギアはそのまま使用するので、純正のセットから外す3重巻きくらいのリテーニングリングを外してシムを外すと2ndカウンターギアが抜ける
カウンターシャフトをアンドリュースの3rd4thカウンターギアに挿入
メインシャフト側のギア構成 メインドライブギアにはスプロケットが取り付けられる。4速ギア
3rdギアのエンドプレイ調整用のシムとリテーニングリング リングが溝に入って3rdギアのスラスト方向を規制する
純正3rdギアとアンドリュース3rdギアの比較 工程と使用している加工機が全く違うのがわかる。アンドリュースは縦型MCにエンドミル加工かな?純正はサイドカッターみたいなので削っている。アンドリュースのほうが手間がかかりそう
メインシャフトをアンドリュースの1st2ndギアに挿入
シム挿入してリテーニングリング挿入、ベアリングも挿入して位置を決める
サイドプレイを測定 0.3mmくらいなので規定内だけど0.1mmくらいに調整するためシムを交換する
ミッションケースの中のギアの配置と、メインシャフトにクラッチハブを取り付けた状態 メインシャフトとクラッチハブは常に一緒に回る
メインシャフトワッシャの厚いものを購入 0.073インチ
厚いシムを挿入しリテーニングリングも溝に挿入して3rdギアを規制し、サイドプレイを測定。0.3mm->0.1mmになったのでOK
リテーニングリングを外し、新しいリテーニングリングを入れておく。ケースに入れる際、3rdギアをメインシャフトから外して入れるのでこの辞典では溝に入れてはダメ。10個セットだったので失敗しても安心
お次はカウンターギアのサイドプレイ調整
純正の3rd4thカウンターギアをケースにいれてエンドプレイを測定する。0.1くらい
純正の3rd4thカウンターギアよりも購入したアンドリュース3rd4thギアのほうが長い。それゆえこのシムがクリアランスゼロになるためそのままでは挿入できないので使用できない。加工依頼している工場に研磨機があるのを知っているので、0.15研磨してもらうように依頼した
つづく
にほんブログ村
Youtubeやってます。チャンネル登録お願いします==>楽しいショベルヘッドyoutubeチャンネル登録
No comments yet.