零戦が飛んだ日 インディアンスカウト

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今日は昼からニコ生流しながら零戦飛ぶのを見てた。零戦は皇紀2600年西暦1940年に正式採用されたので00で零戦。しかしながらオリジナル栄エンジンで飛行が可能なのは世界で1機。2013年に所沢に来ていたプレーンズ・オブ・フェーム所有の零戦五二型のみ。その他はプラット&ホイットニー通称P&WのツインワスプR-1830を搭載している。栄がP&Wのエンジンを参考し設計されているので、仕様が近いがツインワスプはなにぶん径が大きい。
このスカウトは1931年式。エンジンは現役だ。当時敵国の民生工業製品は普通に動くのに、日本の技術の粋を集めた兵器で当時仕様で動くのは1機のみ、しかも国内所有でないという。敗戦国故の仕方無さなのか。
先般飛行したMRJのジェットエンジンもP&W製。航空機エンジンはGE、RR、PWが三大メーカ。GEアビエーション、ロールスロイス、プラット&ホイットニ。そのうちMRJにも国産ジェットエンジンを搭載するのかな。IHIのXF5やF7があるけど、民間用に数とか整備性とか考えると、飛行機運用では既製メーカ品がいいのかな。
ツインワスプの図面。空冷星型OHVエンジン。ニ気筒で狭角45度にすれば構造はハーレーと似たようなもの。栄と比べるとどうしても径が大きくなるので、カウル周りが大きくなりずんぐりむっくりになってしまう。今回の二二型もこれを積んでいるので、ずんぐりむっくりしているのが悲しい。所沢に来ていた五二型はカウルから機体にかけてのラインがスムーズで美しい。
何はともあれ、無事飛行まで漕ぎつけ成功したのは素晴らしいし嬉しい。私財をなげうってこの事業をされているのは本当に頭が下がる思いだ。
そして、1931年のスカウトが普通に動く状態で存在しているのも考えればすごいことだ。
古い工業製品の動態保存は大変だ。このスカウトも元の持ち主が大変大切にしていたのだろう。魂が宿る。そんなことは無いとは思うが、大切にしてるバイクには魂が宿る。バイクと会話が出来るようになる。
というわけで、1931スカウトの詳細はコチラ

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