スローアウトベアリング破損のまま乗ってたら短くなったアジャスタボルトの交換

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何日か前にプライマリーケースのドレンボルトを外して掃除していたときのこと。ドレンの磁石に何か小さい金属片がついていた。

エンジン側からでは無いので、プライマリーケース内での何かしら摩耗しているようだ。

色々考えてようやく気付いた。クラッチのアジャスタボルトが削れているんじゃないの?これ

取り外して、手持ちの中古在庫品と比較してみた。明らかに短くなっている。

端面が削れているのがよくわかる。

さて、これが削れる原因なのだが・・・

 

これ、スローアウトベアリングっていう部品がぶっ壊れていたの。この画像は2018/9のもので、多分長期間、スローアウトベアリングが壊れたまま運転していたようだ。

ショベルヘッドオーバーホール ミッション分解編ロータリトップ

ワッシャの面をキックカバーの中にあるフィンガーで押さえてクラッチが切れるようになっている。クラッチを切るときはフィンガーがワッシャを押さえた状態になるので、ベアリングが壊れていると

アジャスタボルトはクラッチハブと一緒に回るのに、この棒の部分が止まってしまってアジャスタボルトが削れてしまう。

2018/9に分解したときにスローアウトベアリングが壊れていたので交換したんだけど、アジャスタボルトまでは気が回らなかった。

それまでに散々接触回転しているので、先端の焼き入れ層は削り取られてしまい生鉄状態だったんだと思う。

プライマリドレンに金属片があったから最終的に気づいたけど、違和感はあった。それは、クラッチの遊びをアジャスタボルトで調整してもすぐに遊びが大きくなってクラッチが切れにくくなっていた。

その原因がようやくわかった。

気づいたすぐあとにヤフオクで探すと岐阜のedgeモータサイクルさんがW&Wのアジャスタボルトを単品売りしてくれていたので手配。到着後、中古在庫品と比較。明らかに中古在庫品が短い。

取り外しは9/16レンチでロックナットを緩めて外し

ついているアジャスタボルトをマイナスドライバを用いて外す。結構長いので面倒

まぁ何回見ても随分短くなってるもんだw

新しいアジャスタボルトを締め込んで遊びを調整。ここで押さえすぎて遊びを無くすと、スローアウトベアリングが運転中破損する。自分は押さえきってから180度くらい戻しでロックしている。

ロックしたらクラッチレバーを握ってクラッチを切ってから、ハブが手で回るか確認しておくこと。普通はクラッチ切ったら手でハブは回る。

手で回らなきゃ、クラッチ分解して清掃するとか調整するとかスローアウトベアリング交換するとか、なんとかしてください。

交換後試走してきた。スコスコ入るギアが気持ちいい。ギアが入りにくいのって大体クラッチが上手く切れていないことが多いので、まずはクラッチ周りを調整するのがいいかと思う。

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seibi
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