ショベルＦＬＨバッテリーを交換

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寒くなってきた今日この頃、朝の始動とか寒いときに長時間止めている次にかけるときにエンジンかからなかったりして困ってた。今はスーパーナットーを使用している。最初に書いておくが、このバッテリ自身の問題ではない。スーパーナットーは中華製にしては（あたりはずれもあるだろうが）使えるバッテリーだと思う。だが、私のおバカなハイコンプを回すのには18Ahのバッテリーではそもそも弱いのだと思う。

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今回は24Ahのマキシマバッテリーにした。これも不安満載の中華製。2年もてばラッキーくらいに考えている。バッテリーの容量だが、電圧がいくらあっても発生する電流が足らないと意味が無い。経年劣化で電流値は下がっていく。だから古いバッテリで電圧がいくら13Vくらいあっても電流が不足するのでエンジンがかからないということが起きる。

今までのSUPER NATTO / STX20L-BS 密閉型MFはスペックを確認すると18Ahだった。ハーレーの純正バッテリー HD65989-97Cは19Ah。以前、純正バッテリー使ってたときは冬場でも問題なかった。１Ahが影響したのだろうか。

Ahだが、これは18Ahだと１Aを18時間取り出せる。9Aなら2時間、18Aなら1時間、36Aなら30分って意味だそうだ。(1時間率の場合）セルを回すときには大電流が必要なので、この数値が高い方がセルが勢い良く回る。（厳密にはCCAが高いと起動性がよい。Ahも5時間率と20時間率がある。）

わかりやすいかどうかわからないが（ご意見頂ければ幸いです）、絵にしてみた。高さ方向を電圧（V)と見て、高さが同じ（電圧が同じ）でも、容量が少ないとセルを回すだけで精一杯になって、点火回路にいかない。（点火は純正改造のフルトラ。ポイントなら問題なかったのかもしれない）　容量が大きい24Ahにすれば、セルを回す電流を取り出しても、点火回路にいくので、エンジンがかかる。

最初はスーパーナットの24Ahを購入しようとしていた。何しろ安い。6,000円程度だ。次回入荷未定となってたのでメールで確認してみたら、生産終了だそうだ。そこで、次に安いマキシマバッテリーにすることにした。

本来ならば、バッテリーは充電系、点火系に直結する重要部品であるので純正最強、つぎにWESTCOなどにするのが望ましいが、やはりそこはネタのためあえて不安満載の中華製をテストしなければ。決して費用を惜しんだのではない（強がり）

今回購入したのはマキシマバッテリー MTX24HL-BS シールド式 ジェルタイプ 　8,680円。ジェルにしなければ1,000円ほど安いけど液入れ面倒なのでジェルにした。

このバッテリ、純正の液入りの大きなバッテリと横幅同じ、高さ5mm低く、厚みが違うだけなのでバッテリートレーの上手く入る。

配線は純正の長さのまま、バッテリートレーの下に持ってきた。プラス側なので周囲に接触しないようにタイラップで固定。ネジ部が上に向いてしまったので、バッテリの底にネジが当たって穴が開いたら困るので、メーターパネル裏側の端子キャップを持ってきてつけておいた。

バッテリープラス側の配線は、落札したソレノイドについてた配線。短くして端子をつけた。長いと抵抗になるかもしれんので。

横幅がバッチリ。トレーにスッポリ収まる。ついでなので、充電するときにバッテリーBOXの上を開けないで済むように、充電器に付属していた配線を取り付ける。コネクタで充電器と接続できるので便利だ。

使用している充電器はデイトナ(DAYTONA) バイク用回復微弱充電器 フロート式 76079だ。MFバッテリーに使用できるし、5,000円程度。

コネクタをバッテリートレーの下から出して、バッテリーBOXの上のフタを閉めた。上フタにはバッテリがずれないように細工をしておく。

こうやってコネクタ出しておけば充電しやすいので、面倒くさがりの私も毎回充電してしまうだろう。多分。

マキシマバッテリ、始動性は抜群によくなった。セルがガンガン回るし、一回目の点火もスムーズで確実。キャブのくしゃみも無くなった。やっぱり電気は重要だ。寒くなったら、また結果を書こうと思う。

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