プラグの焼け具合
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前回、腰下を組んでからもうすぐ1年。距離は3,400kmくらい乗った。プラグの焼け具合を確認してみた。フルトラのショベルにはNGKの場合、BPR4EY-11が指定プラグだ。
以前はBPR5EY-11だったので熱価が5から4に下がって「焼け型」のプラグになっている。熱価が小さいと「焼け型」といって熱を逃がしにくくなっている。逆に熱価が大きいと「冷え型」で熱が逃げやすい。プラグの中心電極の温度が上がりにくくなる。
4にするということは、プラグの中心電極が熱くなるということ。500-950度でプラグは自己洗浄能力を発揮する。この温度にならなければ、煤が付いて黒い状態になり、逆に高くなれば電極が真っ白になってブツブツがついて溶ける手前の状態になる。
プラグをみればどういった状態に燃焼室があるか予想が付く。
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中心電極付近の碍子(ガイシ)部がきれいな茶色になってたら丁度良い燃焼条件。4STだと燃焼室内のオイルがそんなに多くないので茶色でなく灰色に近いらしい。
点火時期が早いと白っぽくなり、遅いとカブリ気味になる。
混合気が薄いと白っぽくなり、濃いとカブリ気味になる。
プラグの熱価が小さい(焼け型)だと白っぽくなり、熱価が大きい(冷え型)だとカブリ気味になる。
まず点火時期はきっちり合わせる。プラグの熱価は指定のものにする。その状態で、キャブの調整をして焼け具合が丁度良いようにする。
ただ二次エアを吸っていたら白っぽくなるし、その状態でセッティングは出ないだろう。オイル下がりやオイル上がりをしていてもプラグは黒くなるので正確な調整が出来ない。
で、今回は中々よい焼け具合なので全部が上手く行ったようだ。ただ、フロントのプラグのネジ部に付着しているオイルが多いように思う。白煙は吹いていないのでそこまで重篤ではないにろ、オイル上がりかオイル下がりをしているのだろう。
確認のため圧縮を測る。アクセルは全開でセルを回す。フロント、リアとも以前と同じ。ということはピストンリングは大丈夫ということなので、バルブのシールだろう。
ちなみに前のデータが無い場合は、測定後、プラグホールからエンジンオイルを注入し再度圧縮を測定。圧縮値が上がったらピストンリングが磨耗している。
バルブシールは2009年に交換しているので5年か。今回、オイルを15W-50にしているので多分その影響が大きいと思う。別段白煙を吹くわけでもないしプラグもかぶらないので、このままでいいかなと思う。
今度冬に予定している修理で、バルブSPを元に戻すのとカムをAカムからJカムに変えるのをしようと思っているのでその時にシールも交換すればいいか。
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