ショベルFLH リアホイール外しとスイングアーム分解
2015年9月28日
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前回、リアブレーキを外したところまで書いた。
リアブレーキのピンを2箇所外す。この年式はブタ鼻キャリパー。
リアのアクスルシャフトのナットを緩めて、アクスルシャフトを抜き取る。
ピンを外すとキャリパーとブラケット、ブレーキパッドが分解できるので、ブレーキパッドを外し、キャリパーを動かしてリアホイールを外してしまう。
丸印のところに、ブラケット固定している、ピンがあるので割りピンを外して、ピンも外す。
ワッシャの爪を起こして、ピポットシャフトを外す。長年放置していたけど、意外とすんなり外れた。デビー兄さんのは放置しすぎてて、このシャフトが取れず切断して外した。
自分のも放置しすぎてたので、取れなかったらどうしようと思ってたけど、なんなく取れて一安心。
こんな時にしか見れない風景。フレーム内側に長年の埃が溜まりに溜まっている。
プライヤーの上に、外したカラーが写っている。カラーを外してから、オイルシールを外す。
ここはホイールと同じく、テーパーローラーベアリング。インナーとアウターレースが分解できる。
ローラがついているインナーを外すと、アウターレースが段磨耗しているのが見えた。
下側ばかりに荷重が掛かるのでそちら側の磨耗が激しい。スイングアームの中はグリスが充填されていた。これのおかげでシャフトが錆付かずに済んだようだ。ちなみにNSK(日本精工)のベアリングが使われていた。
こんなアウターレースは使い物にならないので、当然交換。回転もしないで同じ位置に負荷がかかるので、ベアリングにとっては過酷な条件だと思う。
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Filed under: ハーレーダビッドソン ショベルヘッド 整備記録 — SAS 19:57
Comments (4)
[…] ショベルFLH リアホイール外しとスイングアーム分解 […]
古い記事にコメント失礼いたします。以前拝見した貴殿のyoutubeで「Koyoホイールベアリング 型式:LM11949/10」を使用して整備されていた動画がございました。(停止して確認しましたが間違っておりましたら訂正をお願い致します。)
ベアリングの関係記事ではNSK(日本精工)が良いと記載されておりティムケン9052にあうNSKを探したのでが見つけられず、ティムケン9052とKoyoホイールベアリング 型式:LM11949/10とで迷っております。
koyoに問い合わせましても同等品かどうかの確実なお返事は頂けず、NSKも納得いく返事は頂けませんでした。
貴殿はF/Rのホイールベアリング、スイングアームに使用するベアリングについて現状どの製品を使われているか、またkoyoでも問題なく使用できるか、NSKの同等品の品番などお分かりになりましたらベアリングについての見解をお伺いできればと存じます。コスパ重視ならKoyoホイールベアリング 型式:LM11949/10と考えておりますが…
何卒よろしくお願い申し上げます。
お世話になります。
以前こちらにコメントさせて頂き、お返事を頂戴致しました。その節は誠にありがとうございます。さて、この度koyo製のベアリングを購入したのですが、レースが画像のような丸パイプで内側がテーパーになっている形状ではなく、内側がはもちろんテーパーなのですが、スイングアームやホイールの奥側、テーパーの狭い方に返しと申しますかベアリングを包む様な形状となっておりました。
内側のレース内径が36mm程度、包みと申しますか折り返しが5mm程度あります。
レースを外す際はプーラーが掛けやすい形状なのですが、形状が違うためこのまま交換して良いものか、迷っております。
良きアドバイスを頂戴できれば幸いに存じます。
アウターレースの内側テーパの表現が”包みと申しますか折り返しが5mm程度あります”という表現になっていたようです。
koyoのベアリングも同じ形状ですので問題ありません