組立てたよ ショベルヘッド クラッチ分解 コンペンセータ交換 組立

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明日続きをと書いて早2週間。次から次へと仕事が襲ってくるので、処理してたら全然ブログアップする時間が取れなかった。しかもこの作業したのって10月くらい。随分前のことのように思う。
とりあえず、クラッチシェルとチェーン、スプロケを挿入。
1984からエボ初期の薄型コンペンセータ用のスライドカムを挿入。これ、エボ後期も同じ型式なので兼用可能。
スライドカムを挿入。巣もないしいい感じ。1983の車体に1996の部品が取り付けられるのってすごい助かる。
クラッチシェルもカスを落としてきれいにしておいた。ハブ側のフリクションプレートがガタガタになってた。ラムジェットが屋根裏から出てきたのと、フリクションプレートがきれいなハブも出てきたんで、今度分解するときは交換してみよう。まぁ、ラムジェットいれなくても大丈夫なんだけど、構造的にクラッチ切ったらシェルが動くのってどうなの?って感じ。プロクラッチを入れてテストしてみたい。
今回もゼリー状のロックタイト使用。これでも緩むなら、もうゼリーは使わない。液体の普通の赤いやつ使う。
ショベルヘッドのコンペンセータナットの締め付け作業の動画をYOUTUBEにアップしているので、そちらも参考に。インパクトはトルク管理も面倒だし、衝撃でオルタネータのロータの磁石が剥がれ落ちる可能性もあるので、使わない。というか、組立にインパクトレンチなんて一切使う必要はないので。分解の時はインパクトレンチがあると簡単な場合がある。
フフリクションディスク、スティールディスクを交互にシェルに入れていく。
最後はプッシャプレート挿入してナット3箇所取り付けてワッシャ外して完了。
クラッチの組立作業の動画もYoutubeにアップしているのでそちらも参考に。組み立てるときに、スティールプレートのスライドする部分やクラッチハブのシャフトにグリスを塗っている動画などがあるけど、私は一切グリス類は塗らない。クラッチが切れない、ギアが入りにくいというのは、そこが問題ではないから。そもそも、乾式クラッチなのにオイルミストがプライマリケース内に充満し、クラッチ板に油分がつくので、クラッチ板を清掃するのに、さらに油脂類を追加すると貼り付きなどの原因になる。
クラッチの遊びを調整。遊び無しだと、ミッション右側のスラストベアリングに常時荷重がかかったまま回転することになるので、スラストベアリング破損につながる。なので、適正な遊びをもうけておいたほうがいい。
忘れがちなスタータシャフトの銅ワッシャーw
竹串をガイド代わりにガスケットとアウタースライマリーカバー挿入。
8箇所を12Nmで締めた。今使っているアウターは84後期のものなので、ダービーカバーのガスケットはOリングになっている。今回Oリングも交換した。
その他取り付けて完了。ロックタイト乾くまで1日くらい放置。
余ったコンペン。使えなくなった部品もとりあえずは保管している。
クラッチ調整がちゃんと出来てたら、ミッションはわりとスコスコ入る。スコスコ入らないのに無理して乗ってたらミッション側が逝かれるので、早めの対処が必要に思う。
今年もあとわずかなのに、仕事が終わらない。終わらないでは困るので終わらせないと。最近は自動車関係の治具、自動機が多い。そんな中、陶芸仕事もやってなんとか出来た。試作送ったらOKだったんで残りを作らないと。
2021/02/19追記:ステータコイルを交換するついでに色々作業した動画をアップしているので、そちらもご覧ください
今回の作業で、ギアが過去これ以上ないくらいに入りやすくなった。シフトアームのブッシュがへたっていて、ガタが大きく、チェンジ動作の際にミッションに丁度良い向きの力をかけられていなかった。チェンジする際に、踏む位置や向きを調整すると入っていたので、ブッシュを新しくすればいいやと交換したのがよかった。
クラッチが切れにくいって考えることの大本は、ギアが入りにくいってことなので、俯瞰的に見て何が問題か見極めると対策も見えてくると思う。
やみくもに、クラッチシェルやクラッチハブにグリスを塗布しても改善はしないと自分は思っている。

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