バイクのマフラー、割れ亀裂、穴修正

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2019年06月に空燃比計を取り付けるために、ボス取付に失敗しても大丈夫なように破けたマフラーを塞いで使った。
*追記:2021/02/13 長距離を走るとJBウエルドでもダメでした。剥がれ落ちます。亀裂の場所と亀裂の大きさの問題だと思います。結局大きい亀裂や穴は溶接かロー付けで無いと無理みたいです
空燃比計を取り付けるついでに色々手を入れる話 その1
ご覧の通り、リア側のパイプと交差する部分でパックリと亀裂が入っているマフラー。溶接すればいいと思ったんだけど、錆で薄くなってて自分の腕では穴が開きまくる恐れがあったのでケミカルでなんとかしようと。
ガンガムというマフラーパテで埋めて更にその上からバンテージ巻いてやれば大丈夫かと思いガチガチに固めた。
ところが数か月もしないうちに運転していると排ガス臭い。どうやら排気漏れを起こしている。
しばらくは排気ガス臭かったけど目立って漏れている様子もなかったので、そのまま乗っていた。
ある時、音が割とうるさくなってたので、マフラーガードを外して確認してみた。
すると、ガンガムとバンテージが排ガスで黒くなってひび割れていた。
パラパラと外れる。ひび割れて隙間が盛大に出来ていたのでアチコチから排気漏れを起こしていた。仕方が無いので、一度全部のパテとバンテージを外して、もう一度パテでマフラーの亀裂を埋めた。
数日は大丈夫だったけど、すぐに排気漏れを起こして排ガス臭い。
ガンガムでは熱に耐えられないのか?
そう考えた自分は、更に耐熱に優れたパテが無いか探してこの耐熱セメントを購入
650℃の耐熱性を持ち高温個所の補修に適します。/・溶剤やアスベストを含まず、火を近づけても燃えず安全で金属、モルタル、レンガなどの材質に良く接着します。/・チューブから絞ってそのまま使用できるので便利です。/【 用途 】/・エキゾーストパイプ、マフラー、ボイラー、ストーブ、煙突、湯沸かし器の穴やひび割れに。/【 仕様 】/品名:旭 耐熱セメント マフラーセメント
だそうだ。期待が持てる。650度まで耐熱性があるなんてすばらしい。
一度ガンガムをすべて除去し、ワイヤーブラシで汚れを除去。シンナーで拭いて油分も除去してから、耐熱セメントを塗布。
で、結果は・・・
ガンガムと同じく熱と振動と排圧でボロボロにひび割れて取れる。
ん、ひび割れするのがダメなんよね。
ということで、耐熱セメントを塗りたくった後、耐熱アルミテープでグルグル巻きにして、更に針金でも縛り付けてやった。
で、結果・・・
しばらくはいいのよ、しばらくは。でもね、排ガス臭くなったんでアルミテープ外したらやっぱり中身はボロボロ
んー、だめかこれも
固いから振動で割れるのか、なら
これでどうだ!パーマテックスの耐熱液体ガスケット
まず、耐熱液体ガスケット単体を塗布。予想通りというかなんとうか、排圧でビヨンビヨンしやがったww 単体じゃダメだわ
次に耐熱セメントを塗布して乾燥後、耐熱液体ガスケットを塗布。
これも少しはもつけど数回走行後には液体ガスケットが浮いた。これもダメか・・・
耐熱性があって高温低温の熱サイクルに耐えられるケミカルは無いのかとまた調べに調べた
そして、とうとうどうやらこれでいけるんじゃないかというモノを探し出した
それがこれ、JBウエルド 耐熱は260度もある エポキシ強力接着剤
強力な接着材なので、排気が当たる部分に0.5mmのステンレス板を張り付けることにした。ステン板を張り付けても接着してくれるだろうと。これで更に強度が増すだろう
大きさはこれくらい。26.8gって少ないように思うけど、バイクのマフラーの割れや亀裂、穴くらいならこれくらいあれば十分かと
同じ分量をひねり出し、充分混ぜる。マフラーの曲線に合わせて曲げたステンレスの板に塗布する。ステンレスの板もマフラー側もワイヤーブラシで磨いて、サンドペーパーで足付けして、さらにシンナーで脱脂しておいた。
一度ステンレスの板をマフラーに充てて少し固くなるまで待つ。ステンレス板の上から更にJBウエルドを重ねる。JBウエルドは厚くすれば更に強度が増すようなので、ステンレス板とJBウエルドの合わせ技で完全にマフラーの亀裂と穴を塞いでしまう。
空燃比計のO2センサー取付のボスの溶接部からも少し漏れていたので、こちらもJBウエルドを盛っておいた。
24時間以上放置。完全に固まるまで我慢だ。
そして、エポキシ接着剤、JBウエルドでマフラーの穴と亀裂とヒビを塞いだ、ショベルヘッドFLHでテスト走行
結果は・・・
大成功! ひび割れもなく当然ポロポロ外れることもない!
ようやくバイクのマフラーの亀裂とか穴とかヒビとか塞ぐ方法を確立出来たよ。
ガンガムとか耐熱セメントとかももう少しマフラーの後ろの方とかサイレンサー辺りだったら問題なかったのかもしれないけど、リアの排気とフロントの排気が交わる場所だったのが問題だったのだろう。
というわけで、バイクのマフラーの穴とか亀裂とかヒビの修理には、エポキシ系強力接着剤JBウエルドとステンレス板が最適ということがわかった

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