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ショベルのチェーン交換　シールチェーンでカシメ工具要らないスクリュージョイント

2017年4月22日

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2年位前に片伸びしてるのに気づいてた。そろそろ交換しないとまずいねぇと思いながらも、まだいけるまだいけると、2年経過。さすがにここまでゆるゆるになってると交換せざるを得ない。ギクシャクするし、加速も悪いしうるさいし。なにより危険なので色々シールチェーンを調べて手配した。私のショベルFLHのチェーンは530番

チェーンのカシメはカシメ工具が必要

これは高級品プロ仕様。しかし、チェーン交換、シールチェーンだと2万ｋくらいもつ。私はもっと交換していない。なので、そう使用頻度が高いものでもないのに、工具を買うかどうか。

安いカシメ工具はこんなのもある。ただどれだけ耐えられるかは不明

そこで、色々調べたら、カシメなんだけどカシメ工具が要らない｢スクリュージョイント｣(PDF）というのが江沼チェーンから出ていた。江沼の実用新案なんで他社では無い。

530番のチェーンでリンク数110（私のはフロント24丁リア49丁）リンクくらいあればいけるので、上記のEK(イーケー) NXリングシールチェーン 530ZV-X3 スチール 110L 【スクリュージョイント】を手配した。

NXシールといって、断面が従来のQXより変わっていて、シールの抵抗が低減されているみたい。シールチェーンもシールの形状で色々種類がある。単純なOリング(断面が丸のやつね）は安いけど抵抗大きい。

さてカシメ工具は要らないけど、今付いているカシメチェーンを外すための工具は必要。これをチェーンカッターという。

この工具あればそれでいいけど、これがあるならわざわざスクリュージョイントにしなくていいし、普通のカシメジョイント買えばいい。手持ちに520ま対応のチェーンカッターあったんで、無理矢理使ってみた。

作業しやすいように、左側のマフラーは外しておいた。どこでもいいので、チェーンのピンの頭をサンダーで削る。

これみたらわかると思うけど、カシメの部分をサンダーで削ったら、押すことでピンが外れる。

ピン付ボルトを回していくと、チェーンのピンを押すように出来ている。全部抜かなくても。外側のプレートを外せばＯＫ

ピンを外した古いチェーンは外さずに、そのままにしておいて、購入した新しいチェーンをタイラップで接続する。古いチェーンを引っ張ることで、新しいチェーンと交換できる。あら便利

新しいチェーンの長さを調整する。調整といっても不要なリンクを外すだけ。今回は４リンク長かった。（フロント24丁リア49丁の組み合わせで）　で、また520のチェーンカッターを無理矢理しようしてたら、カッターのピンが壊れた！

しかたないので530も出来るチェーンカッターを購入。翌々日に到着したので作業の続き。

チェーンのピンの頭はサンダーで削っておく。工具をピンに合わせて太いほうのネジを締めていく。これでチェーンを挟んで、細い方のネジを締めこんでいくと、チェーンのピンが押えられて抜けていく。

長さ調整完了！

これがスクリュージョイント。

説明書に書いてあるように、ピンとシール、外プレートに付属のグリスを塗布する

ジョイントピン立てにシールを挿入し、リンクに挿入してチェーンをつなぐ

シールを挿入したあと、外プレートを挿入。向きがあるので注意。印字面が外を向くようにいれること。

付属のナットを手で締めていく。結構、力を入れたら手でも締まっていく。２箇所交互に少しづつ

これくらいまでナットが手で締まった

次に１０ｍｍのレンチを使用して締めていくけど、絶対に交互に６０度づつ締めていくこと。ナットは袋ナットになっているので、ピン立てプレートのネジ先端がナットの底にあたりそれ以上回せない。急に重くなるのでわかると思う。私はそこから少しだけ回したけど・・・　回しすぎるとネジが折れてどうしようもなくなるので注意。

ピンが確実に外プレートから出ているか確認すること。詳細は付属の説明書をよく読んでね。

説明書には、締めこんだらナットを緩めて少し被せてペンチでネジを折るってあるけどペンチで折れない・・・