タンクのデントリペア ひっぱり君
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1年ほど前、バタキャブと交換して入手した84のショベルFLH純正黒タンク。右タンクの丸で囲った部分が凹んでいる。
このような凹みを修正するのは、デントリペアというそうだ。色々な方法があるが、バイクのガソリンタンクのように裏から叩けない場合は、引っ張って元に戻すようだ。
板金塗装が前提なら、スポット溶接などで確実に棒をくっつけて引っ張る方法もあるみたいだけど、グルースティックをくっつけてそれを引っ張る方法の工具一式が安価で売っている。
構造や、やり方は極めて簡単。パッドにグルースティックをグルーガンで溶かしてくっつけ、それをガソリンタンクの凹んでいるところにくっつけて、5分以上経過した後、ひっぱりあげる。引っ張るときに、凹みを元に戻すんだけど、接着力が弱かったら凹みを戻す前に取れてしまう。
タンクは毎回シリコンオフスプレーで接着剤の接着力を高めるようにしておく必要がある。パーツクリーナで代用できる。
溶かしたグルースティックをパッドにつけて、それをタンク付ける。量はパッド周辺からはみ出すくらい入れたほうがいい。少ないとすぐに取れてしまう。
5分以上経過するとグルースティックが固まるので、工具を装着しパッドのネジ部をノブナットで回すことでパッドが引っ張りあげられる。
表面積をあげることで接着力を高める。パッドが小さいと接着力も小さくなるので、凹みを元に完全に元に戻すのは難しい。
何回か引っ張った後。意外に戻るのでびっくり。ハーレーのガソリンタンクって板厚が厚いのでなかなか戻らないと思っていただけに助かった。圧縮空気をタンク内に入れてから作業すると内圧がかかるぶん、もっと簡単にもとに戻ったと思う。
ノブを回すとパッドが引っ張りあげられる。
この後、ノブが壊れたw 説明書にも消耗品とかいてあるけどノブはもうちょっと耐久性を上げといて欲しいよ。
パッドはネジ部が抜けて壊れた。放置時間2時間にしてたらものすごく強くくっついたようだ。もうひとつの付属のパッドは丸い部分を小さく切りすぎてしまって、接着力が弱くなってしまった。
M6のノブナットのオスとメスを購入。なんとかなりそうだ。
こうしておくことで、意外に接着力が高まったので効果はあるのだろう。
ためしに、一般的に売っているグルーでやってみたら、ペロッととれずにベトベトのままだったんで、きっとグルーにも何々系とか種類があるんだろう。
いちいち手配して待つのも面倒なので、コーナンなんかで入手できると非常に楽なんだが。
また色々別のグルーも試してみる。
溶かしたら再利用できるんだろう。グルーガンも要らないw
作業のポイントは
・凹みにあったパッドにする。無かったら自作
・グルーの量はパッドからはみ出すくらい。
・内圧をかけると更によい
くらいかな。
完全といわないまでも、結構なところまで修正出来たのでまずはよしとしよう。
費用対効果はあるだろう。ただ、自分で色々工夫しないと上手くいかないから、そういったのが出来ない人は買わないほうがいいと思う。
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