川棚魚雷発射試験場跡 戦跡 廃墟
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8/14 この日は廃墟、戦跡巡りに出かけた。大村湾を一周する感じで一日かけて巡ってみようかと。一発目は川棚町の監視所あとだったけど、ソーラーパネル設置されて監視所跡は撤去されてしまったようだ。そこで、次の目的地、魚雷発射試験場跡に向かう。片島という昔は島だったところ。魚雷発射試験場が拡張されるにつき埋め立てられて地続きになった。
駐車場があって助かった。上のキャンプサイトを過ぎたところに、森の中へ進む道に案内が
脇には埋められたレンガ作りのトンネルが。
少し山道を進むとコンクリで囲われた土台が現われた。何かは不明。これを脇に道を進む。途中上に上がる道と下がる道があるが、海に向かうので下がるほうの道を
早速、魚雷発射試験場跡の遺構が目に飛び込んでくる。テンション上がってきた。
なんという素晴らしい光景。デストピアを具現化した風景が目の前に広がる。自然に任せるまま崩壊していく人工物の儚さ
草も刈ってあって手入れされているけど、誰もいない。不気味な雰囲気の廃墟に一人
崩落して無くなった屋根。荒れ果てた床。そこに生えて成長している木々。かつてはこの場所で数多のテストが繰り返され、人々の活気があふれていたであろうこの場所も、役目を終えた72年前より廃墟への時を重ねる。私の大嫌いな落書きも無く無駄な破壊工作も無い素晴らしい廃墟であった。
在りし日はこの穴から観測したのだろうか。右側は完全に崩れ去っている
先ほど覗いていた海に浮かぶ離れ小島に行ってみよう。途中の道は崩落していて渡るのは注意。波の音だけ繰り返し聞こえる。時折、トンビの鳴く声が響く。静寂の中、72年の時を重ねた遺構を目の前にし、過ぎ去った時の波間に思いをはせる。
天井の崩落した建屋の奥を進むと鳥居があった。しかし拝殿などは崩れていたので神様が引っ越した跡なのだろう。
1時間くらい滞在しただろうか。誰も来なかった。このような管理された廃墟は比較的安心できる。しかし、長崎に来るようになって20数年、初めてここを訪れた。このような素晴らしい物件だとは思いもしなかった。
最後に動画を貼っておく
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