川崎重工創立120周年記念展 -三式戦闘機 飛燕

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神戸ポートターミナルのバイク駐輪場


10月30日 日曜日 昼過ぎから神戸でやってた川崎重工創立120周年記念展に行ってきた。目的は修復された飛燕を見ること。神戸ポートターミナル・大ホールで11月3日まで開催されてた。

神戸ポートターミナルのバイク駐輪場


無料のバイク駐輪場があるのを、きむしゅうさんから聞いてたので安心してバイクで来られた。2型のVTが駐輪してた。わたしのショベルと同じくらいの年。1984年発売。

川崎重工創立120周年記念の飛燕の看板


川崎重工創立120周年記念の看板


会場への入口。黒背景に映えるH2Rと飛燕。

川崎重工創立120周年記念の看板


会場に入ると壁には120周年の文字が

三式戦飛燕の左側面からの画像


三式戦闘機 飛燕二型試作17号機(キ61-II改) 福生で終戦を向かえ、家屋の火災の影響で一部燃えたり、部品無くなったり、遊園地で展示されたりしていたが、1986年からは知覧で長らく展示されたいた。塗装も色々塗られていた。障害物があるからと翼を切断された状態になったりと、随分な扱いを受けてきた。

三式戦飛燕のエンジン部拡大


がしかし、近代化産業遺産群となったことで扱いも変わり、このたび、生まれ故郷の各務ヶ原で修復されることになった。随分前に一度修復されたけど、今回は福生での元の状態を忠実に再現

三式戦飛燕のプロペラ周り


OHV星型エンジンが大多数を占める中、ドイツのDB601(ダイムラーベンツ製)エンジンをライセンス生産したのが、液冷倒立V型12気筒SOHCエンジン ハ40(陸軍) と アツタ(海軍)

この二型試作17号機に搭載されているエンジンはハ40の改良版のハ140。ターボ(過給器)の冷却のために水エタノール噴射装置を搭載している。ターボ(過給器)の変速は流体継手、いわゆるトルコン(トルク変換はしてないけど) 燃料は直噴(フューエルインジェクション)

1940年代でこんなの作ってたドイツ人はすごいと思うし、コピーとはいえ裾野の低い工業力の中で日本もよく生産出来たもんだと思うが、構造が複雑なのとOHV星型と違うんで整備も大変だったと。

ショベルヘッドの構造と整備しか知らない人に、VTのエンジンを整備してねって感じかな。

三式戦飛燕の左側面後からコクピット周り


三式戦飛燕の左側面後からコクピット周りの拡大


三式戦飛燕の右側面後からコクピット周り


三式戦飛燕の右側面後からコクピット周り


三式戦飛燕の右側面後から尾翼付近


三式戦飛燕の右側面後からコクピット周辺の拡大


陸海軍の戦闘機のなかでも、もっとも美しいのが飛燕だと個人的には思う。しゅっとしたロングノーズがたまらない。

三式戦飛燕の右側面上から


三式戦飛燕の右側面上から三式戦飛燕の左前から三式戦飛燕の左前から


実戦には出てないかと思いきや、B29を落としたんじゃなかろうかという話。

戦後、破棄されつくしてしまった航空機たち。テストしよかと米軍が残していたものが僅かに存在するだけとは悲しい話しだわ。

また続きも飛燕で・・・

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Filed under: 日記 — SAS 00:26  Comments (2)
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2 Comments »
  1. 日本の当時の工業力では、液冷エンジンは厳しかったのでしょうね。
    因みに私はスクーター以外ではVF750シリーズ(3台)しか所有した事ありません。
    他の20台以上はすべて空冷です。

    川重は3年前に亡くなった父が勤めていた関係で親しみのある会社です。
    原動機の技術者だった関係で戦時は色々な社外の軍艦に目隠しされて乗せられテストしたようです。
    「はっきり判らなかったがエンジンの出力から8万㌧クラスの戦艦?」にも乗ったそうです。
    私も小学校のとき神戸造船所に「るいじあな丸」の進水式に連れて行ってもらいました。

    今でこそオートバイが有名ですが、メグロが来る前は「単車事業部」だったと記憶してます。

    コメント by 9D — 2016年11月28日 20:21
  2. 液冷もそうですが、SOHCだったのも構造を複雑にしたのでしょうね。フューエルインジェクションに流体継手とか、工作機械の精度が出てないと作れないですよ。

    お父さんは軍艦で作業されてたんですね。目隠しとかやっぱり情報が漏れないようにしてたんですねぇ。

    コメント by SAS — 2016年11月28日 22:38
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