ショベルヘッドオーバーホール ミッション下ろし編

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8/14 来年受験の高校三年の長男がおるので今年は嫁と下の子だけ帰省した。そして前々から予定していた通りショベルヘッドのオーバーホールを始めるため分解作業に入った。
今回のメインの目的は、クランクケース左側のインナープライマリ固定している雌ネジ部欠けの修正と、インナープライマリケースを外すついでにミッションを下ろして、20年くらい前になめたドレンドルトのヘリサート化である。
クランクケース左側の雌ねじも20年くらい前に締めすぎてなめたのでヘリサート化したのだけど、斜めに入ってしまってそれが原因で欠けてしまった。両方とも20代の頃やらかしたミスを50を前にきっちり直しておこうかと
キャブはキッシーが来たときに取り外してある
ヒートガードを外したらソレノイド周辺からのオイル漏れが激しいぞ
プライマリーのガスケットも使いまわしてたのでダメだなぁ
プライマリー周りの整備 ~クラッチ分解とコンペンセーター周りの分解 <<プライマリ周りの分解は過去記事見てね
ショベルヘッド ワンウェイクラッチ交換するついでにハブ交換 <<クラッチハブの外し方は過去記事見てね
ここまで分解したら、インナープライマリケースを固定しているボルトを外してケースを外す(ソレノイドとかワンウェイクラッチも外しておく)
マフラーを固定しているボルトを外す。この緩み止め仕様のボルトは緩まなくていいのだけど、高くなって入手が難しいみたい。十数年前にまだ安いときに仕入れた。
マフラーはフロント側から外す。毎回どっちから外すのか迷うので備忘録として書いておく
ホース類を外す。どこの配管がどのようなルートで付いていたかわかるように画像をいっぱい撮っておくことをオススメする
ホースの接続はコチラにまとめているので見てね
ミッション外すので車体に乗っているときにスプロのナットは緩めておくとあとが楽。ここでクランクケース左側、向かって右上のネジ穴部を見てみて。欠けているのがわかる
インナープライマリケースを外しているとオイルタンクも簡単に外すことが出来る。インナープライマリケースが付いていると知恵の輪状態で車体右から外すのだけど、ケース外していたら左側からすんなり外れる
ニュートラルスイッチの配線を外してオイルホースなどを押えているステーも緩めて配管配線をフリーにする
シフトリンケージは外しておく。オイルフィルター固定(83からあと)のネジ(スイングアーム側2箇所のボルト)を外しておく。チェーンが邪魔して左に抜けないので一度右にミッションをずらしてチェーンを逃がしてから車体左にミッションを抜く
前後するが、ミッションはミッション固定プレートにナットで固定されていて、固定プレートとフレームが4箇所のボルトで固定されている。ミッションを下ろす際は、固定プレートを固定しているボルト4箇所を外し、フレームとミッションを固定しているボルト1箇所(ドレンボルト右)を外して、フレームから下ろす
オイルとドロでコテコテだったのでマジックリンでひたすら洗浄。アームが何故か抜ける!そういう変わった仕様なのかと思ったが・・・
オイルとドロで汚れていたインナープライマリケースも同じくひたすら洗浄
ソレノイドのブーツを外したらブーツが破れていた。これが原因でオイルが漏れてたのだろう
ミッションの右カバーを外した
アームを固定してたE型止め輪が壊れたのね。それでアームが上に抜けたのか。変な設計、と思ったけど変だったのは自分のミッションだった。
これ、向かって右の少し上に穴が開いているのがわかると思うけど、ミッションオイルを入れると、この小さい穴を通ってオイルがギアのほうに流れる。なんで下に開いていないのか?それは破損した部品がギア側に行かないようにしているため。流れないからって下に穴なんてあけたら、このように破損した部品がギア側に流れてどえらいことになる。
さて、壊れてたのはE型クリップだけなのか?なんかクリップ以外の部品もあるような・・・
次回へ続く

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