ショベルヘッドオーバーホール 4速トランスミッション組立 その3 組立完了

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今日からバイブズMTG大阪ですね。道中皆様お気をつけて。
さて4速ミッションのギアを組んだ時点でおかしいところは無いか動かして確認。シフタークラッチを動かしてギアにシフタークラッチが噛み込んでギアチェンジが出来るというのがわかるだろうか。もし、前回の記事で書いたリテーニングリングが外れて1st2ndにシフタークラッチが噛んでいるときに、3rdにシフタークラッチが噛みこむとどうなるか。ロックします。なので、何度もリテーニングリングが入っているか確認した。
シフターフォークのOリングも交換して、シフターフォークとシャフトをミッションケースに差し込んで、新品のクリップで位置固定
念のため、シーラントを塗布するそうだけど大丈夫かと思いシーラントは塗布していない。
メインドライブギア(4th)のシール挿入。オープンでミッションをエンジン側と固定していないなどになっていたり、オープンで砂の多いところ走行したりして、シールに砂が付いちゃうと、天然のヤスリが出来上がりメインシャフトを削る。ここは極力構造物の間の隙間をなくして、砂などが付着しないようにしたい。自分の10万kmくらいだけどメインシャフトは削れていなかった。
80年以降はこのリテーニングプレートになっている。ベアリングハウジングを押さえつつカウンタシャフトも固定する。ボルトは12Nmで締め付けておいた。浮いているのでネジロックを塗布しておいた。
プレートシフター(ロータリトップ)も組立最終。プラグにシーラントを塗布し挿入し上から叩いて固定する。叩いて固定する打ち込みプラグ。矢印部には空気ヌキの穴がある。雨の日に走ったらミッションに水が入るというのはあり得ないと思う。ミッション内の圧が高くなるので水は吸い込まないしココの穴を直撃することは無いだろうと。プラグのシーラント処理がまずければ水が入るかもしれないけど、そんな甘いシーラント処理をするプロはいないと思うので、雨の日でも水がミッションに入るなんてことは無いかなぁ
79後期からプレートシフタ(ロータリトップ)になっているけどこのローラーを忘れずに取り付けないとシフトできない
プレートシフターカバー(ロータリトップ)を取り付けて14Nmでボルト締めて完了
壊れていたスローアウトベアリングもイースタンパーツのものを購入。ワッシャが今まで付いてたやつより小さいけど大丈夫かこれ?クリップは元から付いてた穴が付いていないC型止め輪のほうがフィンガーに干渉しないから、これを使いまわす
ベアリングにベアリンググリスを塗布しスカベンジャーとシャフトに組み付ける
この位置に差し込む(まだミッションを組立終わってないときの画像)
半クラだとこのワッシャをフィンガーがずっと押している状態なので、磨耗が進むのでよろしくない
つづく

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