鶉野飛行場周辺

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鶉野(うずらの)飛行場跡地から南東へ行くと地下指揮所に行くことが出来る。道を挟んだ前方はエプロン(駐機場)
広い敷地は現在、神戸大農場になっているので立ち入ることは出来ない。
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地下防空壕の場所はここ。防空壕の道側が駐車場になっているので慰霊碑から車で移動してくるといいと思う。花の道しるべって書いてある看板の後方がエプロンだ。
2011年8月に地元の有志の方々の尽力により防空壕内に溜まっていた水や泥を取り除き戦争遺跡として公開。
ガイドブックはここで見ることが出来る。
今、新明和という会社は大戦中は川西飛行機という名前で、紫電や紫電改を生産していた。鶉野飛行場の南西でも鶉野組み立て工場を立ち上げ、終戦までに紫電466機、紫電改44機を組み立てた。
その跡地は養鶏場となっている。当時あった姫路海軍航空隊基地庁舎は木造の2階建てであった。戦後しばらくはそこにあったが、現在ではすっかりなくなり神戸大農場の農地となっていて、そこに庁舎があったなどとわからない。
地下指令所跡の内部
ガイドブックは無料で入手できるが、募金箱があったので数百円入れておいた。
内部は湿度がものすごく、せっかく作った資料などは湿気でしわくちゃになっていた。
特別攻撃に出撃した若人の辞世の句や遺書、家族へ宛てた手紙が書かれたボードが壁にかけられている。遊就館でもそうだったけど、読むと涙腺が崩壊する。
地下指揮所を出て道沿いに西へ。防空壕跡と機銃台座跡がある。
何も書いていないので、それが何であったかを知らなければ気づくことは出来ないだろう。
飛行場跡の北部から北西に向かう道沿いの畑脇に機銃台座跡がもうひとつある。場所はここ
ここも何も書いていないのでわからない。こちらはもうひとつの機銃台座跡と異なり泥などは取り除かれ一応整備されている。
しかし、案内も何もないので言われなければわからないと思う。
飛行場跡の北部は道路で分断され1200mの滑走路は全部が使用できる状態ではない。分断された北側の先にも防空壕があるがため池に完全に水没している。
場所はここ。
戦後、連合国に接収され性能試験用の数機を除き徹底的に航空機は破壊されつくした。日本から翼が消えた数年が存在した。
航空機そのものは存在しないが、鶉野飛行場跡はその当時から残る貴重な歴史的資料だと思う。

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[…] 日本に現存する唯一の紫電改実機。紫電改関係は以前に鶉野飛行場近くの地下指令所に行ったことがある。鶉野飛行場周辺<-2014/05の記事。検索でも引っかからないのかアクセスが少ないな・・・ […]
[…] 入ってすぐに当時の風景の画像が展示されている。鶉野飛行場跡もそうだけど、地下は湿気がものすごい。環境は劣悪だ。展示物が紙類だとすぐに湿気でダメになる。 […]